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チンチラ ブラックベルベット

今日はチンチラのブラックベルベットという品種について書いてみようと思います。以前、ブラックベルベットと2XDや3XD(色の濃さを表した名称:数字が大きいほうが濃い)を比べ、作り方によっては価値の低い2XDのほうが綺麗に見えると書きました。

今回写真で見せるチンチラはあきらかに2XDや3XDよりも綺麗で、私が見る中でも本当のブラックベルベットと呼ばれるものです。安いブラックベルベットと違い、毛が弱くなりやすいにも関わらず、しっかりとした毛のボリュームがあり、まさにブラックベルベットと呼ぶにふさわしいチンチラです。

しかし、よく見てもらうとわかりますが、キャラクター(背筋)の黒い部分が本当に真っ黒なので、使い方によっては商品が真っ黒になり過ぎ、汚く見えてしまう場合もあり、せっかくのキャラクターの濃さが生かし切れないときがあります。

あくまでチンチラのベストコンディションはボリュームがあって皮の脂が適度に抜けていて、腹の白さ、そしてグレーの部分、最後に背筋の黒さのバランスがとれていることがチンチラの最大の価値であり武器であると私は思います。

絶対に作り方でこのバランスを崩してはなりません。しかし、意外に真っ黒になってしまって、お客様から嫌われてしまうブラックベルベットが多いのです。作りが素材の良さを消してしまう典型的な例です。

今回のチンチラはサイズが00ですが000のようなボリュームがありデンマーク産ということもあって、皮の脂分がほどんどなく今後の保管状態での劣化の心配も少なく、とてもいいチンチラです。

パッと見でも綺麗ですが、キャラクターの真っ黒な部分の毛が一切曲がることなく綺麗にまっすぐになっていて斜めからみても真横から見ても逆毛で見ても、一点のギラつきもなく、ほんとうに綺麗なチンチラです。

最後にブラックベルベットについて一言付け加えますが、ブラックベルベットのすべてが素晴らしくよい原皮なのではなく、ブラックベルベットのなかにランクがあり、通常のチンチラと同じようにボリュームや毛質、サイズ等でランク分けされていて、そのなかでランクの高いものが最高のチンチラなのであります。

ブラックベルベットすべてが良いわけではないのです。要は一般のチンチラの濃いものがブラックベルベットなのではなく品種が違うと思っていただければわかりやすいのかもしれません。原皮で見ると頭が一般のチンチラはそれほど黒くはないのですが、ブラックベルベットは真っ黒なのですぐにわかります。

これを知っておくとブラックベルベットという言葉に騙されることなく商品の良し悪しを見分けることができるのです。一度そういう目で売り場をご覧になると面白いかもしれません。

長澤

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