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私が、オンラインショップをやるようになって、いやそれ以前からかもしれませんが、お客様に出す情報のほとんどが、余程決まったものでない限り、ほとんどの場合、毎回キーボードで入力します。

他社では、ほとんどの場合、すでに決まっている価格表も含め、こちらを参照ください、、というようなものが多いですね。効率はその方が遥かにいいです。そんなこと解りきってます。

そして、効率を求めるのか、それとも質問を受けたひとつひとつに丁寧に答えようとするかはオンラインもオフラインも本来は変わらないはずです。それは基本的な会社や事業者のお客様に対する姿勢が反映されています。

仮に私達が以前いた百貨店で例えるならば、お客様から、この売り場はどうやって行けばいいですか?と聞かれ、店内見取り図の小冊子を渡して、これをみて行ってくださいというのと同じなのです。オフラインであれば、例えば百貨店であれば即クレームになるようなことが、オンラインでは平気で行われています。

理由は、全ては効率を優先するからでしょう。

でも、私もオンラインショップを始めてみて、またはブログやInstagramから入って頂いたお客様と接してみて、効率を優先するだけでいいんだろうか?とずい分悩みました。オンライン上では接客というものは存在しないのだろうか?と、、ずっと悩みました。

お客様は効率優先でいいのだろうか?当初、オンラインでは高額品はあまりなく低価格のものが多かったようにかんじます。しかし、今は高額品をオンラインで売ろうと様々な業者さんがしています。そうするとお客様の意識が効率だけを求めていいるのだろうか?とも疑問に思います。じゃあ、オンライン上でおもてなしとは何だろうとも考えます。

最近気づいたのは、やはりオンラインでも接客、そしておもてなしというものが存在するんだと認識するようになりました。

それは、とにかく言葉で、、目の前で話すことはできませんが、一時的には一方通行ですが、メールなどのやり取りで接客ということに近い、気持ちのおもてなしは出来るのではと、そう考えるようになりました。

たしかに時間はかかります。オンラインなのに意味があるのかとも不安になります。

しかし、避けては通れないとも感じています。もちろんせっかく力を尽くして書いても無駄になることもたくさんあるのです。しかし、百貨店店内では、そんなことはあたり前で日常茶飯事に起きています。

オンラインのなかでも、そんなことをしっかりと考えていかなければ信頼感、安心感を獲得することは難しいと感じます。

なんか上手く表現できたかわかりませんが、自分が日々悩んでいることを書きました。 長澤祐一

今年初めての投稿です。本来ならばショップの商品のアップが最優先なはずなのです。それでも、このブログのアップが優先するべきだと考えます。

 

ショップも大事なのです。しかし、私達の基本はこのブログにあります。すべてをこのブログに賭けています。Instagram、オンラインショップとありますが、その中心にあるのが、このブログです。

 

タイトルの内容に入ります。

 

リフォームが専門ではないということの価値というタイトルですね。

 

リフォーム専門業者さん、もしくは、もうすでにオーダーをとる力のないメーカー、販売店、その他 たくさんいらっしゃいますね。オーダーも出来ます、、、とサイトに記載していても、どれほどのオーダーを受けていますか?

サイトにオーダー出来ますと、いくら書いてあってもやっているという実態はサイトにはみえませんよね。見えたとしても、こんなものオーダーと言って提供するべきものじゃないだろう???というものがほとんどです。業者さんには叱られるかもしれませんが、事実です。

 

前にも書きましたがオーダーは難しいです。そしてリメイクという呼び方が少しだけかっこよく綺麗に聞こえますがリフォームもリメイクも同じです。

 

そして、オーダーもリフォームも、やることはまったく同じなのです。

使う素材が、一から新しい素材を使うのか、お客様のコートを素材として使うのかだけの違いです。ですから、リフォームとオーダーの違いなどありません。素材として若干の制限があるというだけのことです。

 

それを所詮リフォームですから、、、、というようなお馬鹿な業者がいるかもしれませんね。言葉に出さなくても心のなかでそう思っている業者さん、、いませんか?

 

だからリフォーム屋で終わってしまうのです。

 

定番の形を決めて効率よく仕事を進めることも大事です。しかし、それで本当に満足するもの、、自分もですよ、お客様だけではありません。自分もお作り、納品して納得の行くものが提供できていますか?

 

リフォームという言葉に何か甘えていませんか?

 

でもやることはオーダーと何も変わりません。難しいのです。お客様の好みを聞き、ジャストなものを提案し、さらにジャストなサイズ、デザインを提供することの難しさは、簡単にオーダーが出来ますなどという業者さんが多いですが、そのなかのどれだけの業者がパーフェクトに仕事としてリフォームが出来ているかは難しいところです。

 

今日はすこし攻撃的な内容ですが、リフォームが出来ます、オーダーもできますという、仕事になればなんでもやれますという、その姿勢にほんとうに自信を持っているのかと思う局面が多々あります。

 

言うのは簡単なのです。言っていること、書いていることと出来るということとは大きな隔たりがあるのを業者さん自身が知っていますか?

 

今日はここでやめておきます。ネットにやれそうなように書くこと、実際に話してみて、やれそうなことをいうのと、実際に全てが出来ること、、とは違います。

 

タイトルの通りの内容になったかは分かりません。ごめんなさい。しかし、この思いが少しでも通じればと思います。 今日は今年最初の投稿ですが、書きたいことを思いっきり書きました。  内容チェックはしません。

 

 

長澤祐一

 

 

 

毛皮の黒、例えばブラックグラマというアメリカンミンクの最高峰のミンクがあります。でも、それは黒ではありません。黒っぽいというだけです。しかし、そのナチュラルな黒っぽさは、まさに芸術的な黒とも言えます。

しかし、真っ黒ではないのです。毛皮を真っ黒にすることには問題があります。他の、例えば生地とかの染色のことは分かりませんが、毛皮のことであれば、それなりにわかります。

酸化染料と言われる、酸素に触れると黒くなるといわれる処方では、やはり限界があります。本当の真っ黒ではありません。同じ酸化染料でも染料屋さんがやるものはお湯につけて染色するようです。おそらくそのせいかもしれませんが皮が硬くなります。しかし、酸性染料でやれば私が依頼してやってきた結果でいうと柔らかさは保てます。しかし、これは染色時の温度をどこまで上げるかで決まるようにも感じます。私が黒として刈毛ミンクの染色を依頼したのは黒といっても黒に極めて近い濃いグレー、または濃いブラウンのようなものです。それでも十分に黒に見え、私はその処方で依頼していました。

酸性染料も本来の毛皮の染色である、お湯につけた状態で染色をするらしいですが、私はプロではないので詳しくは言えません。しかし、仕上がりについては誰よりも詳しいはずです。

その理由は、作る過程で、皮がどんな状態になったかを全て把握できるからです。染色加工屋さんも、例えば染色を依頼した問屋、または原皮屋さんも、そのほとんどが、表面的な黒の仕上がりしか見ません。無責任と言えばそれまでですが、しかたない部分もあります。技術者以外の、ほとんどのひとが皮を自分で濡らしたり加工したりしないからです。だから理解できるはずはないのです。

一般的に加工を請け負う業者さんは、原皮屋さんや問屋さんに仕事をもらう訳で、仮に皮が弱ってしまっていても、なんとか形にしようと思うのです。いわゆる、何事もなかったのごとく仕事を終わらせようとします。皮が弱いとは言いずらいのです。もしくは、職人さんが気付かないという場合もあるでしょう。

 

ここで少し黒の染色について書きますが、染色屋さんは黒といわれれば、より強い黒にしようとします。しかし、ここで問題が起こります。より綺麗な黒にするために染色の温度を通常よりも上げたとします。その結果クロム鞣しがかかっていても残念ながら皮は極度に痛みます。本来の柔らかさや伸びはなくなり硬く切れやすくなります。しかし、黒としては極めて綺麗な黒になるのです。温度をわずかにあげることで染料がよくついた綺麗な黒になるのです。

 

本来であれば、どこかで皮の強度がどこまで弱っているかを見極めなければいけません。しかしそれは皮を濡らして加工してみて初めて分かるのです。

私は染色は素人なのですが、例えば時間を低い温度で時間をかければ可能なのかと想像します。しかし、低い加工賃では、そんな歩留まりの悪い方法は使えません。

それは、仕事を出す方にも大きな問題があります。皮がより安全にキープされ、より綺麗な黒になるのであれば、加工賃が高くても、それを仕事を出す側は理解する必要があります。仮にそんな方法があったなら高くても、私はそれを選択します。

しかし、一般的には、皮のことを本当の意味で勉強している問屋や原皮屋さんはいません。もちろん当たり前のことですが、原皮の種類や価格、産地等については私が太刀打ちできないレベルなのでしょう。これを読んだら怒られそうですが、私もそんな使えない皮を買わされていますので言いたいことは言います。何度も、普通に引っ張って、バリっと切れる皮を買っています。もちろん知らずにです。今はほとんどのことが分かるようになりましたので、そんな皮を買うことはありませんが。黒の皮に関わるトラブルは結構あります。

例えば、使ってみて皮が弱いのが分かったら、私達の小売りの世界では、丁寧に謝罪して即返品です。しかし、この当たり前が染色加工や原皮屋さんとの間では、なかなか通じません。染色した皮が弱いか、または鞣し屋さんが鞣した皮が適正であるかは、染色加工上がりの皮を見るだけでは分かりません。

私も、以前加工業をやっていて工賃が安いな、、と感じていましたが、一切皮に対しての責任は負わない、あったとしても作り直し程度、、、ということで止まります。そしてその全ての責任は仕事を出した方が材料が駄目になった時のリスクを持ちます。

例えば、一般的に加工に出す場合は、その染色による劣化の度合いを知ることなくメーカーはお客様に提供してしまいますが、私の場合は直接お客様に納品するわけですから、その原料の状態から加工状態、仕上がり状態が全て見えるのです。

本音を言えば知りたくないことも全部解りますから、販売をすることにも重い責任が発生します。

話それました。戻します。

染色した皮の状態を理解するには、鞣し上がりや染色上がりの皮を何百回以上も加工してみる必要があります。鞣し上がりを軽く触ってみるだけでは本当のことがわからないのです。

そして、皮を理解するには、いろんな無理をしてみる必要があります。厚い皮を自分で鋤いてみるのも理解が深まる方法のひとつです。

例えばですが、染色とは違いますが鞣し上がった皮をさらに薄く鋤くのに、そのままでは毛根を切ってしまいますので、皮についているタンパク質をコーンスターチをお湯で溶いて、それを冷やしてドロドロになったコーンスターチを皮に塗り、一日置いて、コーンスターチのせいで発酵したのかどうかは分かりませんが、皮が膨らみ毛根よりも厚くなり、その状態で皮を鋤けば毛根を切ることなく皮を薄くできることなど、いろんなことを自分でやってみる必要があります。

やってみれば、常に自分が言っていることが正しいのかどうかが分かるはずです。やってないからわからないのです。リスクを冒すことでしか価値のあるものを得ることなどありません。毛皮は本当に難しい素材です。

その結果として自信をもって理論で戦うことができるのです。

話を戻しますが、染色イコール、単純に色の話なのですが、黒に関しては色と皮の状態の両面で話さないと、本当の意味で毛皮の黒について話すことはできません。

でも、言っときますが、本当に解ってないですよ。大半の人、、、いや、大半の業者の人がです。解ってないです。とても残念です。毛皮で皮がダメになったら毛がどんなに黒く染まっても価値はないのです。どこかに響けばいいのですが。

何故こんなことを書くかというと、染色屋さんも原皮屋さんも問屋・メーカーも知らない黒の染色リスクを最終的に被るのは商品を買うお客様になるからです。皮に大きなリスクを背負った商品が知らずにお客様のもとに行ってしまうことが一番問題なのです。業者は多少、おやっという部分があっても、これくらいは、、、といって見過ごしがちになります。人間ですから。

でも、そうならない技術や知識があれば防げることがたくさんあるのです。

今日は半分怒りながら書きましたので、ぐちゃぐちゃです。少しずつ、いつものように何度も読み返し修正します。

逆に言うと投稿当日のほうが本音が見えるのかもしれませんね。💦 長澤祐一

毛皮のリフォームで検索するとたくさんのリフォーム専門業者さんがトップページに出てきますね。私のところは以前は4ページ目くらいに出てきましたが、最近はリフォームの投稿もないため、何ページめくっても出てきません。

出てくるのは私が知っている業者さんが一ページ目に何件かでてきて、あとはほとんど知りません。それくらい様々な業者さんがリフォームをテーマにネットでアピールしています。

それはそれでいいんです。ただ残念なのは、ほとんどの業者さんが既成の商品をつくらずにリフォームしかやっていないことです。なんとなく、ただのお直し屋さんオンパレードになっていませんか?正規の商品を作ることをあきらめたその腕に大事なリフォームを託して良いのだろうかと悩みます。もちろん、リフォームは決して簡単な仕事ではありません。

 

今現在行われているリフォームとは一般的には、よく言われる表紙を変えて中身が変わらないというものがほとんどです。でもそれで良いんですか?だって皮も劣化進行中なのですよ。そのまま放置したら、どんどん劣化が進行するのです。もちろん、染色加工のしてあるクロム鞣しが施されているものは劣化しにくいですが、20年以上前の時代のものでコートで染色加工をしてあるものは少なく、ほとんどのものがドレッシングという毛皮を柔らかく仕上げるための鞣しがほとんどで、劣化しやすいものがほとんどです。黒でも鞣し屋さんで酸化染料で加工されたものは、やはり劣化は進みます。

 

それでも、知ってか知らずかは分かりませんがそんなことには、全く関知せずに形だけ変えるリフォームがほとんどなのです。一部には私のこのブログで気が付きリメイク前にクリーニングをと謳っているところもありますが、それでも、通常の業者がやるパウダークリーニングでしかやっていません。通常のパウダークリーニングで使う有機溶剤やオガの量では毛皮の皮から適切に劣化の原因になりやすい脂を抜くことはできません。

さらに自分でやったこともないのにパウダークリーニングが良いと何故言えるのかが解りません。毛皮のクリーニングは結果が目で見て解りにくく、様々な経験をしてやっとこれだと辿り着けるものです。クリーニングをホームページやブログに記載するならば、自身でそこまでやってから書くべきです。

以前からも、このブログで書いていますが、皮の劣化を止めるクリーニングをするタイミングがあるとすれば、リフォームをするこのタイミングしかないのです。

 

その一番大事なタイミングを知識経験がないことを良いことに、自分の都合で見た目のデザインだけを替えて、それをリフォームだと言い張るのは正直、どうなんだろうかと感じます。

本来、毛も、皮の状態も良くなったのであれば店頭の売り場に出してもおかしくないものが出来るはずです。

 

しかし、一般的には、これはリフォームだから、一般の既製品には劣りますという言い訳が、よく聞こえます。

パショーネのリフォーム品のレベルは、絶対ではありませんが、私が目指すものは、常に店頭で販売できるレベルにするということです。出来るかどうかは問題ではなく、そう思って努力や工夫をするところに意味があり、毛皮の状態が良いものは本当に店頭にだせるようなものになることがあります。

 

ただ、表表紙だけを替えてリメイクしましたという、よくある他社のリメイクとは違います。本気で店頭に並べ新品同様に扱ってもらえる仕上がりをリメイク後の状態と考えています。ここで書いてるだけではないですから。本気でそうなるよう、努力しています。良く考えれば当たり前のことです。低い技術で作られたコートをパショーネがクリーニングをしてリメイクするのです。最初より綺麗になるのは私にとっては当たり前のことです。また、かなり危ないことを書いてますが、本気で店頭に置ける品質のものを常に目指します。

例えばバッグやマフラー等の小物を作るときでも、必ずコートをばらしたときにクリーニングをします。古いコートにはダニや匂いが付いているものがほとんどです。小物だからと言って手を抜くことはありません。

 

本当に形だけのリフォームが多いことに残念な気持ちになることが多いのです。

 

最後に記載しますが、パショーネはリフォーム専門業者ではありません。メインの仕事は常に新作も作り、オーダーも受けています。そしてお客様のクリーニングも受けています。そのパショーネがリフォームをするというところに価値と意味があるのです。

 

長澤祐一

業態、すなわち作るところであったり、卸であったり小売りであったりと様々な業態があります。しかし、その大半の業態においてオンラインショッピングがあります。小売りだけではなく、卸や工場直販、、等様々なスタイルのなかでオンラインショップがあります。

難しいなと感じるのは、通常競合としている同業者であれば競争・競合は仕方ないのです。しかし、取引先であったり仕入れ先であったりするところも、最近では思いっきり競合になります。良い取引をしたいと思っているところでも、オンライン上では競合として強く争うことにもなります。当然、他社との違いを出すために記載する文言やキャッチフレーズのようなものも、一歩間違えれば相手を否定する結果にもつながります。

慎重に考え記載するのですが難しさを感じます。

 

以前は、このブログは毛皮のこと、例えば作りや原皮やクリーニング、リフォームのことを細かく書くことをやってきましたが、最近はオンラインショップを始めてからは、毛皮のことを書くというよりは、ショップまたはパショーネ、私達の考え方のようなものを伝える、そんなブログに最近はなっています。

オンラインショップを今年四月から立上げましたが、どうやって売上を上げるのか、どうやってお客様を増やすのか、、ということよりもどうやったらパショーネという会社のスタイルや考えかたを理解してもらうことが出来るだろうか?それだけに拘って書いてきました。

ある意味とても長い道のりですが、自分のなかではそれ以外に方法はないと決めています。商品をいくら他社のようにたくさんアップしても信頼関係は築けません。

オンラインという一方通行になりがちな場所で信頼を勝ち取るというのは大変なことですが、毛皮という高額であったり、分かりずらい商材であったり、手で触ったり見たりしないと解りにくい商材というハンディのある商材で、一番何が優先なのかと考えると信頼しかないなと、そこに辿り着きました。

今はそのことに集中し、Instagramにある画像やこのブログやオンラインショップで記載していることが事実であるということを証明していくしかないと考えています。 そして、このブログとともに、その証明をしていく大切な場所が川越のアトリエになります。商品、原皮、私達が作っているアトリエを見たいと思われる方は是非ご連絡くださいませ。     長澤祐一

 

今日は、インスタグラムでアップしたリンクを貼ります。良かったらインスタグラムで見てください。

長い間、取り組んできた日本橋三越百貨店毛皮サロンでの最後の仕事が終わり、今後はこれまでの取引先に引きずられることなく新たな業態に取り組んでまいります。

このブログもまた興味深く読んでもらえるよう努力していきます。

長澤祐一