Skip navigation

こんにちは。最近では珍しく10日以上更新ができませんでした。ごめんなさい。

今日のテーマは文字通りバイオクリーニングです。国内のクリーニングでは、私が見ている限りでは依然としてパウダークリーニングオンリーですね。

私のこのブログはプロのかたも見てると思うので、バイオクリーニングの詳細は書きません。しかし、国内サイトではどこを調べても毛皮に関するバイオクリーニングのことは出ていません。

それは、何故だかわかりますか?

簡単です。一般的なクリーニング屋さんじゃ出来ないからです。

私は、この薬品を海外から仕入れましたが、国内にはありません。

それと、その方法ですが、やはり毛皮を知らないパウダークリーニング専門の業者さんには難しいと感じます。もともとの毛質が素材によってどう違うのか、良い状態、悪い状態さえしらない可能性の高い業者では難しいと思うのです。

海外ではプラス匂いをとったり、黄ばみを取ったり、黒く色をクリーニング作業の一環で染めることが出来たりと、さすがに海外の技術の進歩はすごいものがあります。

色を染めるなら色落ちが、、、と思いますが、多分、酸化染料を使うのかもしれません。さらに70%酢酸を使うこともあり、もしかしたら毛の組織を破壊することに使うのかもしれません。あくまで推測ですが。組織を破壊したところに染料をいれていくということなのかどうかはわかりませんが、きっと色が定着することで色落ちがしないのかもしれません。毛皮の歴史が長い分大量のリフォームやリメイクが求められ、新しい技術が作られてきたのだと思います。

以前、私もこの技術が本当なのか、私だけが知らないという恐ろしい状況なのかを確認するために、業界人の有名な方数名に聞いてみました。

結果あまりいいものではありませんでした。聞いたなかの、ある方が言っていましたが、日本は毛皮の先進国イタリアとも付き合っていて、万が一そんなにすごい技術があるなら、当然日本にも入ってくるはずだと、そして、それが自分たちの耳に今現在入って来ていないということは、そんな技術はないということだろう、、、ということでした。

なるほどという感じですね。でも、だからいつまでも国内技術が進歩しないのだなとも思います。少し考え方が硬いなとも思いました。

私は、例によって毛皮については好奇心のかたまりなので、実際に海外から取り寄せてみたのです。実際に私のところにくるクリーニングは、そのほとんどが私の商品なので当然綺麗ですし、汚れたりしているものがなく、なかなかその効果を現実に明確に見ることができないのですが、理屈から言えば汚れは取れるはずです。詳細は言いませんが。

黄ばみを取ることも、これは取るというよりは、クリーニングをして汚れにより黒ずみを落とし、青味を少しずつ付けるという手法ですが、確かに画像で見る限りはきばみが取れています。綺麗なサファイアミンクの色になっています。

いずれ、私のところでもビジネスとして立ち上げるかもしれませんが、しばらくはテストを繰り返してみようと思います。何故なら、これはクリーニング屋というより私達、毛皮を作る人間の仕事だなと感じたからです。海外でも、私が確認したほとんどが毛皮を修理したり作ったりするところでした。

このバイオクリーニングは、国内業者さんがやっているパウダークリーニングとはまったく考え方が違います。最終的にドラムをかけてムダ毛等を取ったりはするかもしれませんが、訳の分からない、効果がどれほどなのかもわからないパウダーなどは一切使わずにやります。

基本的には、毛皮を良く知るひとたちだからこそ出来るクリーニングだなと感じます。ですから、クリーニングは受けるが、全て専門の業者に出しているような小売店さんや小売りサイトさんではクリーニングする現場がない訳ですから無理なのです。一般的な業者さんの薬品とオガをいれて機械に入れ、あとは危険なグレージングマシンにかけて、エアーガンでポケットに入ったオガを取り除くというような毛皮のクリーニングではありません。

バイオクリーニングの作業自体はリアルに毛そのもののクリーニングです。

最後にひとつ伝えますが、私がいつも書いている毛皮のクリーニングは、ことある度に書いていますが、リフォームをすることが前提で毛と皮そのものも含めたクリーニングですが、今回のバイオクリーニングは純粋に毛の部分のクリーニングです。

毛皮コートをお持ちで、このバイオクリーニングに、ご興味のあるかたは遠慮なくお問い合わせください。お待ちしております。

長澤祐一

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください