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今日は、稀少な日本産のメスミンクについて書いてみます。私がこの国産のメスミンクを使って感じたことがひとつあります。今では、国産ミンクに価値があるとは、この業界でも言われることはありませんね。それくらい生産量も品質も海外のものとは比べ物にはなりません。

日本産メスミンクの特徴

そのかわり、ひとつだけメスミンクに良い特徴があります。今はアメリカのショートナップや、それに続けとばかりにデンマーク産のミンクもショートナップになりつつあります。

しかし、某有名ブランドのように、刺し毛の長いタイプのミンクを好んで使っているヨーロッパの毛皮ブランドもあり、意外に刺し毛の長いタイプのミンクにも光があたっています。

長い刺し毛ミンクにトレンド

以前書いた毛皮のプロの落とし穴(ミンクの毛の長さ)でも書いていますが、刺し毛の長いタイプのミンクも使い方次第という傾向にもなりつつあり、そしてより毛皮らしいという表現をするにも刺し毛の長いタイプが好まれているのかもしれません。

今回、書く国産ミンクのメスの原皮は写真でもわかりますが、刺し毛はやはりヨーロッパの一般的なミンクと同じように刺し毛が長いタイプです。

写真の左端の刺し毛をみてください。

日本産ミンク

刺し毛が根元から先まで太さが均一に近く、刺し毛一本の太さがとても細いのです。その分、刺し毛が長いにも関わらず、触り心地がとても柔らかいのです。ですから、刺し毛の長いミンクのよくある、チクチクした肌触りが少ないのです。ショートナップではありませんが、これはこれでシルキーと言えます。

多分、業者でも、こんなところは見ないと思いますが、たくさんの原皮を作る過程で膨大な量を触ってきた私には、とても柔らかく感じます。一般のミンクの刺し毛は、刺し毛の先に行けば行くほど、急激に太くなり、そして急激に細くなるのが一般的なミンクの刺し毛ですが、この国産ミンクのメスの原皮は、ホワイトもデミも同じように刺し毛が細く、刺し毛が長いにも関わらず、触り心地が柔らかいのです。

もし、このミンクを触りたいというときは、三越本店毛皮サロンに真っ白の短いボレロがあります。是非、触ってみてください。ボレロの写真は今回は載せません。

長澤祐一

 

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追伸  すみません。本日、8月2日 ボレロは売れてしまいました。また、作ったらお知らせしようと思います。

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