アトリエの配置換え

今日は道具の片付けについて書いてみます。最近、アトリエのなかを大幅に配置換えをしました。これまでは島精機のSDSーONEが私の作業位置から少し離れていましたので、今回はこのCAD/CG専用機を私の作業台としている大きなバキューム台やミシンのすぐそばに移動しました。

これによって、毛皮を作りながらパターンを作成する、またはその逆にパターンを作りながら毛皮を加工するという、常にパターンと毛皮の加工方法が一体となり同時進行の作業ができるようになりました。

そして、このブログ記事も仕事をしながら思いついたことをすぐ書くということもできるようになり、わずかなアイデアももらさず書き留めることができています。

今日の写真は作業台の横に道具を片付けられるようにしたものです。25年くらい前になりますが、埼玉県の栗橋町というところに住んでいて、独立する前の会社で働いていた頃、何故か私は社長の息子ではないのですが、町の商工会青年部というところに入れられてしまい、さらに、そこには小峰工業株式会社という会社の小峰陽吉社長というかたがおられ、その小峰社長が中心となり、工業現地研究会というものを開催し、青年部もそこに属し勉強会をしておりました。

栗橋町という小さな町の勉強会でしたが、この小峰社長(現在は会長)のちからのすごさは今も記憶に残っているほどです。今は小峰会長はネットで調べたら財団法人 アジア学生文化協会というところの非常勤理事をやっていらっしゃるようで、蒼々たるメンバーのなかで会長の名前をみつけたときには、つくづくいいひとに教わっていたんだとあらためて思いました。

そこで学んだものは、当時のトヨタのジャストインタイムはもちろん、それ以外にもコンサルタントの先生がきたり、各参加企業の仕事場をみたりと大変勉強になったことを思い出します。その勉強会のなかで、4Sという言葉を聞き、その内容は整理、整頓、清潔、清掃 で四つのSからとったものでした。さらに、それを進化させた形に、5Sというのを習い、それはこれまでの四つのSの中心にくるという、躾の頭文字からとった5個目のSでした。

如何に、4Sを謳っても、それを実行する躾がなければ4Sは機能しないということが研究でわかったということでした。何を隠そう私もこの躾に苦労しております。もちろんスタッフの躾ではなく、私自身の躾がいまだに発展途上の段階で、毎日片すべきところに片せずにおります。

こんなことで少しでも、片付けが上手くなり、自分を躾けることができますようにという思いで、作業台の横に、この道具片付け位置を作りました。もちろん効果ありでした。ものをいくら片付けろと言っても、そこに片付ける合理性がないと、なかなかひとは片付けてくれません。整理整頓ではなく、以外に、ただの整列になっている場合が多いのです。合理性を持たせる整理整頓はなかなか難しいものです。しかし、はまるとここしかないという感じになり、片付けることが気持ち良さに変わります。

追記 まだやれてないですが、本来は道具を掛ける板に道具の形のラインを描くと完成です。そうすれば誰でも、どこに片付ければよいかがわかります。この誰でもわかるというのが大事なのです。

長澤

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